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野間池メジナ絶好調!2019年2月

鹿児島県南薩の野間池と言えば、全国的に名の知れたメジナ(鹿児島地域ではクロと呼ぶことも多い)釣りの名所である。
人気の磯は予約が取れないことが多く、常連でも有名瀬に乗れるのは年に一、二回程度だと言う。今回、野間池をよく知る山本さんが、取った運良く一級ポイント「ワキガ瀬」の予約を取ったそうで、急遽仲間達3人が集まる事になった。西村さんは野間池や坊津にメジナ釣り達によく通い、年々腕を磨いている。遠矢さち子さんは、いつもはクロダイを専門に狙っているが、今回の場所は女性でも入りやすいとのことで初参加した。彼女は、これまで地磯でメジナを釣ったことはあったが、本格的な仕掛けで挑戦するのは初めて。「コマセも仕掛けもちょっといつもと違うので、今日は先輩方に色々教えてもらって頑張ります!」と張り切っている。そして山本さんにも手伝ってもらいながら装備を揃えた。コマセはマルキューV9とパン粉とオキアミがメイン。軽い餌に軽い仕掛けで初挑戦の遠矢さんがどのようにメジナが釣るか楽しみだ。

二人同時にヒットも!周囲の島ではまだ釣れていない。

さて瀬に到着した3人はそれぞれ好きな場所へ入る。遠矢さんは足場を優先して瀬の正面東側へ。山本さんはその西南側へ、その間に西村さんが入る。いよいよ実釣開始!なんと1投目から山本さんがメジナをかけた。いきなり本命ゲットで驚いた!遠矢流メジナ釣りも基本はタナを設定することである。山本さんのアドバイスを受け、遠矢さんは、2ヒロのタナから始めた。この辺りは2ヒロ〜2ヒロ半ぐらいで流しているとアタるとのこと。説明しながらも、再び山本さんがメジナをゲット!すでにパターンがわかったようだ。今度は西村さんもメジナをゲット。西村さんは山本さんのアドバイス通りに、遠投はせず足元にコマセを撒いてメジナを寄せている。釣れている二人を横目に見ながら、遠矢さんは苦戦中。まだメジナのアタリを見極めきれない様子。「ついつい黒鯛釣りみたいに遠投しちゃいます。」と笑っている。しかし、潮の流れを読み、コマセもうまく撒けるようになると…「来た〜!メジナ!」の歓声が上がる!待望の本命をゲットだ!

遠矢さん、待望の40cmクラスのメジナ をゲット。

遠矢さんが掛けたメジナは40cmクラスと型が良い。しかし手慣れた感じに魚をタモに納めていた。「うわ〜デカイ!初メジナ嬉しいです。」と喜んでいる。「結構引きの強いサイズなのに、簡単に釣りましたね?」と聞くと「あれ?そうですね。きっと新しい竿のおかげかも。手元に来る魚の反応は感度良く、しかも大物もすんなりと抜きあげてくれました!いい竿ですね。」と今回新調したばかりの竿、VIP ISOを見つめた。以前、イサキを釣りに他の磯へ行った時は突然の大型メジナを取り込めずに苦戦したそうだが、今回は瀬に突っ込まれることなくスムーズに浮か瀬すことができたようだ。
さて、山本さんは相変わらず入れ食い状態が続いている。一投ごとに魚が掛かってくるのがすごい。竿が曲がるたびに周りの島にいる釣り人が視線を浴びせる。他の人たちは今ひとつ釣れていないようだ。

すぐにパターンを読み、次々とメジナを釣る山本さん。
西村さんもコンスタントにメジナを釣り上げる。

すでにかなりの枚数を釣った山本さん、休憩がてら遠矢さんと西村さんの様子を見に来た。3人のポイントは水深にあまり差はないが、根が点在する位置が違うのと潮の流れが若干違う。「遠矢グレスペシャルSP80-18の残浮力00にした方がいいかも。」と山本さんのアドバイスが入る。遠矢さんはそれまで残浮力0を使っていたが、微妙なアタリを取るために00に変更。ウキのトップだけを海面に出してアタリを待つ。潮がわずかに動くとウキがす〜っと波間に消える。「こんな簡単なアタリでいいの?」と首をかしげながらもメジナが掛かっている遠矢さん。グレウキの消し込みアタリだけをとって、少しづつ枚数を重ねている。タナは全員が2ヒロ前後でアタリが出ている。

グレSP100-16で釣れた。山本さんと遠矢さん。

「タナをあまり深くしすぎるとへダイがきますよ。」と、山本さんが注意した矢先、遠矢さんがタナを深くしてへダイを釣ってしまった。「あはは、タナを守ります!」と彼女も苦笑している。
隣では、西村さんが、手前の岩から出てくるメジナを狙ってい足元に仕掛けを流している。そして、ウキが沈んだ瞬間を逃さずアワセを入れ、コツコツと数を釣っている。再び潮が動かなくなり、遠矢さんは山本さんの釣り方を見学する事に。「まだ小さいアタリの見方がわからないです。」と熱心にウキの動きを見つめる。

山本さんの釣りを見学してコツをつかもうとしている遠矢さん。

ウキのトップがわずかに動いた瞬間、山本さんがアワセを入れた。
「え〜?今のがアタリですか?」針にはしっかりメジナが付いていた。
「潮が止まった時ほど、小さな変化でアワセを入れた方がいいですよ。」と山本さん。
午後になって、風が強くなりメジナも食い渋ってきた。彼は、ウキ止め糸を取り、水面ギリギリで微細なアタリを取って魚を掛け続ける。「こういう時は、相手が口から餌を吐き出す前にアワセを入れないといけません。そういう魚の動きを遠矢ウキは表現してくれますね。」と山本さんは話す。
西村さんは20枚釣れたのでそこで納竿とした。山本さんはその後もさらに数を伸ばしていく。遠矢さんもアタリの取り方を研究しつつ、ポツポツと釣果を上げていく。
夕方、風はますます強くなりやむなく納竿となったが、風が吹かなければさらに数を伸ばしただろうと予想された。
これから本格的なシーズンの野間池メジナ。ぜひ狙ってみて欲しい。(取材・遠矢流編集部)

港に帰ってからの撮影。3人で爆釣!リリース分を含め3桁越えとなった。

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