とても残念なことですが、とうとう志布志沖堤防での釣りが禁止となりました。渡船業者様もお客様も皆で署名活動を行なった結果でした。
その昔、この志布志沖堤防で遠矢国利名人が「くわせダンゴ釣法」を考案し、くわせダンゴ発祥の地とも呼べる記念すべき堤防でもありました。
釣り人の事故が今回のきっかけとなった経緯があります。まずは亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
そして全国の釣り師の皆様には今後も安全性を最重視して釣りを楽しんでいただきたく思います。特に夜釣りはご注意ください。テトラ帯や磯場での事故は多く、足を滑らせて頭を打ってそのまま亡くなる方も多いのです。どうしても釣りたい気持ちはわかりますが、まずは安全な釣りを心がけていただきたいと思います。
そういうわけで、志布志沖堤防は残念なことになりましたが、とてもお世話になった堤防です。
全長5kmもある日本有数の巨大な沖堤防です。中堤防、沖堤防とあり、沖堤防の端まで見えないほどの広大さです。ここでどれほどたくさん魚が釣れたかということも、過去の釣行記事を拾い上げてまたご紹介をさせていただこうと思っております。
まだ署名活動は続いておりますので、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。
(写真は以前のもの。志布志沖堤防)