超遠投-小・中– 遠矢うきの最高峰 –

遠矢うきの最高峰

超遠投-中は昭和63年(1988年)ごろまでに発売開始されたロングサイズのウキ。その後、超遠投-小が開発されました。遠矢ウキの中でも、最高の感度、潮乗り、遠投性能です。最大全長91〜95cmもあるロングボディなのに軽量に作られており、超遠投-小でわずか約21gです。(細トップと本体の合計重量。天然素材のため前後します)

その名の通り、遠く深いポイントへ狙うために開発されました。当時から現在に至るまで意匠もほとんど変わることなく、自立式立ちウキの最高峰であり、まさに王者のウキと呼ぶに相応しい逸品です。

超高感度という遠矢ウキの特性をハイレベルで維持しながら、竿下から遠いポイントまでを楽にこなす使い勝手のよさに加え、見やすさと安定性もアップしています。フカセ釣り、ポイント釣法のほか、ダンゴ釣法にも威力。ダンゴとウキがバランス良く飛ぶので、特にくわせダンゴ釣法におすすめです。

超遠投-小
超遠投-中

「超遠投」とは、当時は常識はずれの釣法だった!

超遠投シリーズが開発されたその当時のウキ釣りといえば「足元を狙うもの」が主流でした。そのため、大遠投で仕掛けを投げると「あんなところにクロダイがいるもんか、釣りも知らない青二才め…」と冷ややかな嘲笑を持たれたものの、その狙いは的中。遠矢国利名人は、黒鯛を次々と釣り上げてみせたのです。また、当時はイワシのミンチなど魚の刻んだ生餌がメインだったため遠投はできず、せいぜい足元しか狙えなかったのが、遠矢国利名人が餌メーカーとがともに遠投が可能な配合餌を開発したことで、今日において遠投という釣り手法はスタンダードとなったのです。つまり「超遠投」の名は、遠投による釣りを可能としたことで、釣りの歴史に革命を起こした記念碑的な名称でもあり、その性能の素晴らしさとともに、約30年経た今日に至るまで支持され続けてきた理由でもあるのです。

目次

超遠投-小・超遠投-中

ウキの名称超遠投-小遠投-中
残浮力G2,B,2B,3B,4B,5B,6B,0.8号,1.0号,1.25号,1.5号5B,0.8号,1.0号,1.5号,2.0号
全長(G2~6B)約91cm、(0.8〜1.5号)約95cm約49cm
ボディ全長(G2~6B)約49cm、(0.8〜1.5号)約54cm約45cm
ボディ最太部約8mm約10mm
自重約21g(細い方のトップを装着時の全重量)
(天然素材のため多少前後します)
約31g
(天然素材のため多少前後します)
トップ2.9mm✖️43cmストレートトップ、
2.3mm➕2.9mm✖️44cmジョイントトップの二本組
4.1mm➕3.5mm✖️45cm
ジョイントトップ1本
税込価格(税抜価格)3,388円(3,080円)3,388円(3,080円)

※天然素材のため、多少前後します。

超遠投-小は、残浮力の種類によってロングとショートがあり、それは天然素材であるため浮力を確保するためと、長尺棒ウキとしてのバランスを保つためにこのような設計となっています。基本的に0.8号〜1.5号はロングボディ、G 2~6Bはショートボティとなっていますが、天然素材を加工しているため、ロングボディの5Bと6Bが発売されている時もあります。数に限りがあるため、このロングボディの5B、6Bが手に入れることができれば、ラッキーです。

使い分け

基本的に、超遠投-小はオールマイティなウキとして使うことができます。港の湾内、水深の深い釣り場、2枚潮の強い釣り場、河川、など。基本は遠投&深場でも高感度というメリットを活かした釣りが得意ですが、最近はメジナ(グレ)釣りなどでも残浮力の軽いG2などを使われることも増えてきました。細いトップ(名称・超遠投-小用ジョイントトップ)と中太トップ(名称・超遠投-小用ストレートトップ)がセットとなっています。風の強い時や、アタリの弱い時は細い超遠投-小用ジョイントトップ、遠投で視認性を高めたい時は超遠投-小用ストレートトップを使用するといいでしょう。

超遠投-中の得意な海域は潮の流れが早くても巻き込まれにくい浮力と遠投性能を持ち合わせていますので、深場や潮の流れが早い場所での流し釣りなどに向いています。100m先まで流しても見える太いトップ(名称・特太45)を採用しています。

最近は、超遠投-小の高感度のままで、見やすくしたいというご要望にお答えして、超遠投-中のトップ(特太45)を超遠投小用に加工したトップ(特太45・超遠投-小用)も人気です。

浮力表示・感度について

ボディーに表示されている数字は、何も付けない状態で浮力体であるボディーが水中に沈み、トップ部は水面上に出ることを意味しています。

トップ部の残浮力は半分まで沈めるのに約3B弱程度です。
クロダイのアタリは、Bや2B程度のものが多く、時にはG1やG2程度のアタリばかりの日も少なくありません。渋いアタリに対して適確に確実に掛け合わせをして釣果を上げているものですが、形状的に、Bが一気に浮力の抵抗となるのではなく、縦方向に細長く分散している浮力は、水中に引き込まれる部分のみわずかずつかかります。従って、空中にある部分は引力によって後押しはしても、浮力の抵抗はゼロとなります。
 これが超高感度で良く釣れるこのウキの特徴ですが、もう一つはこの長さ、トップ半分まで沈めた状態では、65センチも深いところに道糸があり、風などの影響をほとんど受けないことに加えて、ボディー抵抗は感度方向に無抵抗なのに反して潮流には大きな抵抗体となり、コマセと同方向に流れてくれます。これがアタリが多くなる理由です。
 遠矢国利本人もこのウキの使用頻度が釣行の60%を占めています。

遠矢うきを選ぶ遠矢国利名人。基本のパイロットフロートはやはり超遠投-小0.8号だ。

超遠投-小・中の仕掛け

基本的に、超遠投-小の仕掛け図は下記の通りとなります。超遠投-中も基本的には変わりません。基本的に表示されている残浮力に従って調整用ガン玉をご使用ください。お勧めのガン玉は4B、2B、Bなどでそれらを数個使い、お好みのトップ位置に調整してください。

※注意点としては、水中ウキやバランサーは不要(つけないでください)です。感度が落ちますし、遠投の際に絡む原因となります。ウキ止め糸は2箇所、ハリスにガン玉は基本的には不要です。ハリスをふわふわさせるフカセの利点をご活用ください。

正確な精度の高い喫水線の位置

遠矢うきの最大の特徴に、喫水線が正確であるということです。表示されている残浮力のオモリでゴム管下部が喫水線となります。(ガン玉のメーカーごとで若干の誤差はあるかもしれません。)ガン玉そのもの誤差があるとしても、同じメーカーの同じ残浮力表示で複数揃えて購入した場合、メーカーによっては誤差がひどいものが多く見受けられます。遠やうきは喫水線は重要視しており、残浮力の正確さにおいて他社の追随が不可能なほど精度の高いレベルを保っています。(特許出願済)

ゼロ点(喫水線)はゴム管下部に設定してあります。

超遠投-小&中 Q&A

Bとか0.8号とかの青いシールで残浮力表示が貼ってありますが、その通りのオモリを調整オモリとして付ければ良いのでしょうか。

基本的にはそうです。残浮力はその表示されているオモリを調整用としてつけるとぴったりゴム管下になるように喫水線が定められています。これは各社によってまちまちですが、喫水線の位置を正確に示すのは遠矢ウキの特徴でもあります。実際には、上級者の方々はアタリを見やすくするために好みのトップ位置までガン玉をB~2B程度追加することが多いです。Bを1個つけると一番下の緑色上に喫水線が来ますので、アタリが見やすくお勧めです。つけ餌をつけるとその上のレモンが隠れる程度となり、緑色で餌落ちと判断ができます。潮の塩分濃度も関係しますので、現地で微調整なさってください。

色々な残浮力がありますが、水深を測る時に使うゴム管付きオモリは1.5号でいいのでしょうか。

はい、残浮力の大きさに関係なく1.5号を推奨しております。正確に測るために必要です。

1.5号ゴム管付きオモリ

33年に及ぶ販売実績

超遠投シリーズが発売されてから約33年もの月日が経ってなお、人気を誇っています。遠矢ウキの最高峰と言っても過言ではないでしょう。遠矢国利名人の渾身の自信作です。

圧倒的な釣果!

超遠投-小にて、湾内で90枚のクロダイ釣果の一部。8割以上が50cmオーバーという快挙!

全長85-90cmという超ロングサイズながら、たったの21g前後という超軽量仕上げ。その驚くべき超高感度と遠投性をぜひ体感してみてください。

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