「消し込まないアタリ」を
表現するのが真の感度
真の感度とは
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「消し込まないアタリ」を表現するのが真の感度

遠矢国利

仕掛けに対する私のこだわりは、やはり感度でしょうか。では、感度の良いウキとはどんなものなのでしょうか。

遠矢ウキは感度が良いと言われますが、常に勢いよく消しこむわけではありません。事実、家内が半日で70枚以上のカイズを釣った時も、スパーンとウキを持って行ったのはカイズ3枚のみで、後の大半はトップをソフトに押さえ込むだけのアタリで掛けたものです。見ていた人たちは「え?今のがアタリ?」と驚いています。

大分県佐伯港にて。黒鯛55cmを筆頭に計65枚の黒鯛、大アジ43cmを筆頭に6枚のアジ。
アタリはわずかな押さえ込みばかり。わずかな変化を捉えることができるかが勝負。

この日、近くで竿を出していた人には全くアタリがありませんでした。一気にウキを消し込む魚は。数いるうちの一部です。これ以外の餌を甘噛みするだけでやめてしまう魚、つまり「ウキを消し込まない魚」がかなりいるのです。もっというと、ガンだまを追加してトップの浮力を殺さないとアタリがでないほどのわずかな反応もあります。

鹿児島県片浦港にて午前中の釣果。7割以上が50cmオーバーのクロダイ。この日は午後2時半で納竿、最終的には3人で大型クロダイ ばかり90枚の釣果だった。

アタリが無いように思っても、実はかなり黒鯛が餌を触っているのです。これを表現するのが遠矢ウキであり私が考える感度なのです。(遠矢国利)」