ワイルドの源流

そういえば。

遠矢家は代々猟師だったんですよ。いわゆる、「マタギ」です。

だから、遠矢国利名人の一家は親兄弟全員が鉄砲打ちでした。

ただ一人、名人だけが銃の免許を取らなかったんです。

実家にいくと、デカいイノシシや鹿の剥製がどーんと玄関にあって、

壁には写真は超デカいイノシシとかの写真が所狭しと飾られており、

そのそばには魚シマアジ(高級魚)がどーんと220枚も釣った魚を並べた写真だったり、

とにかくワイルドな一家なんです。山も海もどんとこいと言った感じ。

後日、写真の分だけでも数えたら221匹。でもこれ、まだクーラーに入っている分は数えていません。記録では300匹以上とのこと。

ある日、名人のお父さんが冷蔵庫から「肉食うか?」と言って取り出した肉のカタマリ。

いただきますといったものの、なんと「イノシシ」。

都会育ちなので、まったく料理方法がわからない。

どうやって料理するのですか?と聞いたところ、

「鍋で40分くらい煮ればいいんだ」

とのことだったので、家に帰ってから鍋で40分煮ました。

しか〜し!

ガチガチに固い肉なので、ぜんぜん柔らかくなってません。

それから4時間ほど煮ましたが、やっぱりだめ。

名人と試食しましたが、硬すぎて

何度噛んでもかみきれず…..

名人曰く「ベルト食ってるみたいだ。」

「本当に40分?」と再度お父さんに確認したところ、

「圧力鍋で」と言われました。

どうりで…。汗 ゴム食べてるみたいですもん。

昔、チャップリの映画で革靴を煮て食べるシーンがあったと思いますが、

そんな感じで、齧っても食べれないのを、なんとか煮て食べようとしました。

結局何時間煮ても食べられませんでした。汗

ちまたのジビエ料理本も読みましたが、4時間煮てくださいとありましたが、

絶対嘘〜。

圧力鍋で4時間の間違いじゃないの?

結局、1日かかっても柔らかくならなかったイノシシ。

まさに歯がたたない。

ワイルドすぎる一家の食卓でした。

(今度、撮影できたら鹿の剥製の撮影してきます!)

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