遠矢さち子
真夏から真冬へ・気温が激変!
鹿児島では、10月半ばまで猛暑が続いたと思ったら、一気に寒波が来ましたね。真夏から急に冬がきたといった感じだったようです。
この気温差のおかげで、釣りに行くときの服装にも大慌て。早朝は冷え込むので真冬並みの防寒着を着るものの、昼間は暑くて晩夏のような薄着。布団のような防寒着から薄手のTシャツまで、タンスの中から一年分の服が引っ張り出される始末。日中気温が上がれば、タマネギの皮をむくように釣り場で一枚一枚防寒着を脱いで体温調整。遠くから見たら、一日に何回も服の色が変わるので驚かれたことでしょう(汗)。まるで釣り場ファッションショー!?(笑)
さて、そんな目まぐるしく変わる気候の中、クロダイはどうしているのでしょう。ちょうど気温が急激に寒くなったころから、あまりいい釣果話を聞かなくなりました。仲間に聞いても、釣り場で聞いても、イマイチな様子。
11月半ばごろ、米ノ津港で仲間がメイタ(カイズ)を数釣りしたというのでその3日後行ってみましたが、前日の急激な冷え込みで相当渋くなっていた。う~ん、この一年で一番良い時期に釣り場に困るとは・・・とほほ。途方に暮れていた矢先、仲間からK港でデカバンが釣れたとの情報が入ったのです。今度は情報が新しいうちに釣り場へ行こう!そうして仲間と急いで港へ向かったのです。
超浅場で大遠投!
K港は、私もこの3月に57.2cmのクロダイを釣った港です。水深が浅く、干潮時には海底が見えるくらいなので、かなり遠くに仕掛けを遠投しなくてはなりません。全国の仲間からも、ここ1カ月ほどは水深3~4m程度の浅場が調子いいと聞いていたので、鹿児島でも同じような状況なのかな!?
さっそく今年3月に釣れた同じ場所に釣り座をかまえ、薄暗い中でコマセを準備する。いつものように、マルキュー日本海半袋、チヌパワーMP2袋、おからダンゴ半袋にオキアミ1kg。最近、おからダンゴをよく使うのはMPの強い粘りを緩和するためで、入れるとシャク離れが良くなります。向かい風でもきちんとコマセが飛ぶように、しっかり練りこみます。つけ餌は、オキアミとマルキューくわせダンゴ1袋を用意。
ウキは、遠矢うき超遠投-小5Bのボディに、トップは遠矢チヌスペシャルSP400-8用を使います。こうすることで遠投もできて、渋くて細かいアタリも取れるので、今私のお気に入りの組み合わせです。

潮の流れとコマセワーク
準備ができたので、さっそく釣り開始。
その日は朝が満潮。水深は約3m。ウキ下も3m(ほとんど固定状態)にして、約20m先へ遠投しました。2投目でウキがゆっくりと沈んでいったので思い切ってアワセると、力強い手ごたえが!やたらと暴れるなあと思ったら、40cmくらいのキビレでした。
これは幸先がいいぞ~と思い、仕掛けをどんどん遠投していきました。その後しばらくアタリが止まり、潮もいつの間にか引いていき、仕掛けはややハワセ気味になってきました。
投げるのもだんだん遠投になり、約30m飛ばしましたが、こんなに遠いとコマセを投げるのにも一苦労です。
エイッ!と投げて1投目で決まらず(汗)、2投目でウキとかけ離れた場所に投げてしまい、3投目でようやく狙った場所にコマセがいく状態・・・とほほ。(*_*;まだまだコマセを決めきれなくて・・・(涙)。
しかも、潮の流れは複雑で、さっきまで右に流れていたので、そのつもりで仕掛けを投入すると、その途端に左に流れ出る始末・・・仕掛けとコマセワークが一致させるのが至難の業(?)。
しかし、たま~にドンピシャリ!とコマセが決まるときがあります(偶然!?(苦笑))。その時だけ、ウキがジワ~っと沈む根がかりのようなアタリが・・・?あれはアタリなのかしら??
ダブルでデカバン!トシナシも!
太陽が高くあがっても、空はどんより曇って薄暗い。時々、仕掛けの針がなくなっているのでフグがいるようだ。ふふふ。今日は針をたくさん持っているのでフグさん、かかってきなさい(笑)。
フグ、フグ、・・・謎のアタリ・・・フグ、フグ・・・と、フグの合間に怪しいアタリが多発。あやしいアタリがあったのでタナをさらも深くしてみた。くわせダンゴで餌をフグから守りながら、仕掛けを1.5mほどハワセてみた。
….と、その時。横で竿を出した仲間にアタリがあった!使っているのは新作遠矢うきダイレクトポイントDP300-10 3B。大遠投できて遠くてもアタリが見やすいのが特徴。その竿先をみると、なかなかの大物。竿がよく曲がっています。タモ入れをお手伝いし、魚をみると、わぁ~!!でっかいクロダイだぁ~!
やったね~!測ってみると、50cm。トシナシです!(^O^)/すごい!

がぜんやる気が湧いてきた私は、ウキに集中しはじめました。さっきの根がかりのようなアタリのようなものも、ドンドンあわせてみよう!!

そう思って、再び大遠投していた矢先・・・グッ・・・とわずかに押さえたようなアタリがありその後、ス~っとウキが海中に入った・・・バシッ!と思い切りアワセたら、乗りました!
竿先がゴンゴンッとはたかれるように絞られます!来た、来た、何やらデカイのが来ましたよ~!
慎重にやりとりして、今度は山本さんにタモ入れを手伝ってもらいました。きゃ~!クロダイだぁ!
これも50cmはあるよね~といいつつ、測ってみたら48cm・・・あれれ?(笑)ちょっと私のは小さいけど、ま、いいや!(笑)
十分満足の型です!うふふ!(*^^)v
良型クロダイが釣れたので、ほっと一息。まわりを見渡すと、いつの間にかたくさんの釣り人。
沖をみると潮目がいい具合に防波堤に近寄っていました。
しかしそのあと、だんだん風が強くなり、フグやボラが増えてきたので納竿とすることにしました。
ホント今回はいい釣りができました。これも新鮮な情報と頼れる仲間のお陰です。毎日海の状況は変わりますからね。これから北西の風の吹く寒い冬。
寒くても心は熱く、デカバン追い求めてガンバります!(^O^)/


本編はここまでです。ありがとうございました。さて、次は編集後記です。
