遠矢ウキのスタンダードモデル
【トップ固定タイプ】
細身で長寸。1989年頃までには1号、2号(廃盤)、LB(廃盤)、B号(廃盤)とともに発売され、現在でも発売中のロングセラー遠矢ウキです。遠矢国利名人の当時のビデオに撮影されているウキでもあります。(下記動画をご参照下さい)
また、現在の超遠投シリーズの原点ともいえる存在で、浮力は昔も今も白点表示ですが、遠投性、高感度性能は現在も優れています。
トップは固定型で細身で長寸の仕様。超遠投が可能なウキです。
用途)一般的な磯向き。ダンゴ釣り、食わせダンゴ(宙層ダンゴ)釣法と同時にフカセ釣りができる応用範囲の広いウキです。
※0号シリーズの「0号」は残浮力ではなく、製品名です。浮力の目安は下記をご参考になさってください。
JANコード | ウキの名称 | 浮力 | ボディー全長 | 全長(cm) | ボディー最太部(直径) | 自重 | 価格(税抜) | 価格(税込) | おもな用途 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4516138000134 | O 号-大 | 白点表示 | 41cm | 64cm | 8φmm | 2,080 | 2,288 | 一般の湾内から磯向き 高感度タイプ(人気商品) | |
4516130000141 | O 号-中 | 白点表示 | 32cm | 56cm | 8φmm | 1,970 | 2,167 | 〃 | |
4516138000158 | O 号-小 | 白点表示 | 26cm | 45cm | 8φmm | 1,860 | 2,046 | 〃 | |
4516130000165 | O 号-ミニ | 白点表示 | 17cm | 30cm | 8φmm | 約7g | 1,530 | 1,683 | 〃 |
使い分け
0号ー大
軽く20mくらい飛ばして、しかも感度を優先させたいときに使う。全長64cm、水中部分が長いため横からの風にもトップがブレない。細く長いが、軽量に仕上がっている。水深10m程度までの深場に対応できる。
0号ー中
0号ー小と同様、感度優先タイプだが、ポディが浮力体だけで7cmも長くなっている分、水中での安定がよい。実釣結果では、外洋の磯でも充分使える。サラシの巻き込みさえ注意すれば、遠くまで流せる。内湾の波の静かな場所なら水深8m程度までの中深場に対応できる。このウキで釣りにくいときは300sシリーズに換えたほうがいい。
0号ー小
軽量に仕上がっているが、上手に振り込めばかなり遠投できる。外洋に面した漁港などで、秋にカイズや中型のクロダイを釣るのに作った感度優先のウキ。近距離〜中距離、5m程度までの浅瀬対応。
0号ーミニ
ミニボディの浮力体が17cmという超小型で、主に内房方面でのチンチン‘カイズ釣りに使用されている。ヘラウキでもよいのだが、これだとオモリと浮力体が別々なので、オモリがウキ本体を移動させてしまい、コマセを一点へ集中させて狭いエリアを狙つには不利。オモリ内蔵の自立ウキなら、仕掛け部分のオモリが軽くてすむため、ウキがオモリに引っ張られる心配はない。コマセをウキにかぶせれば、自然につけエサはコマセのなかを漂うことになる。宙層でのアタリも出やすい。渓流ザオに固定式というのが昔は普通だったが、最近はリールでごく近い範囲を攻めるのが主流。近距離、浅瀬対応。
トップのカラーと長さ
配色は上から赤、イエロー、緑、オレンジの4色でハカマ付き。(太さ2.3φmm)
極太23 2.3φmm x約23cm(0号-大、0号-中)
極太20 2.3φmm x約20cm(0号-小)
0号-ミニだけが赤、イエロー、緑の3色でハカマ付き(太さ2.9φmm)
極太太13 2.9φmm x約13cm
対応するゴム管
「ゴムハカマ大」 トップ下部はハカマ型となっています。
遠矢国利名人の0号を使用した過去動画
約35年前の有名な動画です。この中で紹介されていうウキは0号-中になります。現在に至るまでロングセラー商品として皆様に愛されております。「遠矢国利 クロダイ大全集 テクニック編」
【過去の広告】
0号より軽量で小型、湾内や磯などで活躍するタイプの1号シリーズもあります。
トップが着脱できるセパレートタイプもございます。↓0号Sシリーズ