編集後記
さて、大物1枚が出て全てがめでたしで終わったのですが、それまでは苦労しました。何しろ、坊主の記事は出さないと決めているからです。
1月2日の初春釣りの後、マイナス2度の中で川内市内の汽水域へ行きましたが、キビレ1枚で終わりました。まぁ、坊主ではないけど、キビレ1枚じゃ記事にはならないでしょう。大体、読者が読んでつまらない記事は書きたくない。
それでは、新春で釣れた対岸の港内でどうかなと竿を出して、みましたが、メイタとキビレは釣れました。(干物にしました)まぁ、おかず釣りには良かったんですが、やはり取材となるとこの小さいものではちょっと…。大寒波で海の中の様子が変わってしまったようです。
そして、前回お話しした大寒波が到来。1/12-14、鹿児島は26年ぶりの大雪。
まだまだ初心者。急激な水温低下もあって、うまく型の良い黒鯛が釣れません。
1月2日初釣り脇本湾、1月4日川内港、1月5日串木野港、1月12-15日大雪、1月21日脇本湾、2月22日串木野港と、いずれの場所でもあまり芳しくない釣果が続きます。基本的に土日に釣りをしていたため、2月上旬は天候が悪く竿を出せませんでしたが、情報は集めていました。
2月23日の海浜公園で市園先輩に鹿児島湾で仲間が2月上旬に釣ったとの情報を教えていただき、翌日、2月24日に現地へ向かったのです!先輩ありがとう〜!(涙)
記事に書いたように、現地ではもう釣期は終わったよとタコ釣り師たちに言われ、実際、現場はタコテンヤの人以外はほとんど誰もおらず、干からびたフグが散乱している状態だったのです。きっとウキフカセ釣り師たちもいたのでしょうが、フグだらけで釣りにならなかったのでしょう。しかし、そんな状況でもクロダイはちゃんといました!
釣り場に人がいるいないはあまり関係がなく、実際に竿を出さないとわからないものです。釣期は終わったと言われてそのまま帰ったら今回の大物は釣れませんでした。
「ボウズの記事は絶対に出してはいけない」を死守すべく、釣り場を右往左往したものの、結果的には起死回生の逆転ホームランが出ました〜!!思いがけず大きな黒鯛が釣れて、本当に嬉しかった・・・。
苦労しても、たった1尾の黒鯛で全ての苦労を忘れることができます。必ず釣期チャンスは回ってきます。まずは釣れるまで、粘ることですね!
….最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。また次回をお楽しみに。
「粘りも釣法のうち」(遠矢国利名人の言葉)