鹿児島デカバン釣行記~ダブル年無し!デカバンも桜島もドカン×2!~

編集後記・あとがき

ドラマは2度起こる。ダブル・年無しを達成して自分でもびっくりでした。

さて、今回2枚も釣れた秘訣を考えてみました。

まずは、タナ設定による攻略が功を奏しました。駆け上がりが急激な場所ではどちらを狙うか迷いますが、浅場では絶対に「下(深い方)」が鉄板です。

それからもうひとつの理由ですが、1枚目は魔法のコーヒーが大きかったと思います。

狙い通りのものが釣れない時、ムキになって釣ろうとするのではなく、一息入れることで意外にも釣れることがあります。

例えば、10時と15時のお茶タイム、ランチタイム、こういった食事やお茶の時間は積極的に取るようにしています。不思議とその後に気分転換になるのか、釣れ始めることが多い気がします。

仲間曰く、「釣れないと、その殺気が糸電話のごとく道糸に伝わり、それが魚にも伝わるのだ。」とか。

ランチタイムやお茶休憩時に突然アタリが出ることがよくあって、遠矢国利名人もお菓子やお弁当を放り出して釣りを続行するシーンを撮影されています。

こういったことを「ポイントを休ませる」と言います。釣れないときは、一度ポイントを休ませて、ご自身も休憩を取ってみましょう。 

最後に、桜島について。

しかし、桜島はの噴火による灰(へ)は、この年はひどくて、一面が灰色になるほどでした。

白いお米のおにぎりを頬張ろうとすると…ごま塩みたいに黒い粒々が降り掛かってきます。

この灰は困ったもので、竿も傷だらけになりますし、リールはガチャガチャ(傷だらけ)になって壊れてしまいます。

仲間もこの灰によって道具を壊された経験があるようです。

桜島が噴火したら、灰からは逃げるが勝ち。

ですから、噴火したらすぐに風下であるとわかれば、道具を片付けて逃げることにしています。

ある意味、灰のおかげで釣り人が少なかったということもあったかもしれません。

今回の記事は、灰が向かってきていましたが、降灰方向が微妙に外れそうでしたので、そのまま釣りを続行しました。

余談ですが、雪が積もると、白と黒の水墨画のようなモノトーンの世界になりますが、灰が積もるとまさに「灰色の世界」になります。

灰色の庭に水をかけると、葉の色などが現れて、色彩の世界が蘇るのがなんとも不思議な感覚です。

ちなみに、鹿児島の発音では灰は「へ」と呼びますが、ハエも「へ」と言います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、次回の記事をお楽しみに。

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